先日、DOESの無期限活動休止が発表されましたね。(->
音楽ナタリーによる記事)
DOESと言えば、やはり銀魂と云うアニメのイメージが強いでしょうか。「修羅」「曇天」「バクチ・ダンサー」と云った曲は本当有名で、今年に入ってからはまたそのタイアップとして「KNOW KNOW KNOW」と云う曲をリリースし、これもまたバンドの代表曲とも言える存在になった、そんな気がします。自分もこのバンドの存在を知ったのは上記の銀魂の主題歌として用いられた「修羅」が端緒であり、結構時間をかけながらではありますがちまちまとアルバムや音源を集め、最近も結構聞く機会の多い存在と言えます。
なんか上手く文章をまとめることができませんが、正直、今年で10周年と云うこともあり、まだまだこれからも活躍するだろう、と。そう確信していたバンドであったが故に。今回のこの発表には驚嘆とそしてマイナス方面の色々な感情と。ぐるぐると淀んでしまっているのが現状です。
確かに、銀魂とのタイアップが続いていた頃と比べ少し勢いは落ちていたかもしれません。しかし、最新アルバム『INNOCENCE』では間違いなくDOESにしか作れない和を基調としたまさしく「斬」と云った感じの曲ばかり仕上げてきていて。ただ、思い返してみればこれがバンドの集大成と言っても過言ではない、そんなアルバムだったのかも、なんて思ってもしまいます。
解散ではなく、活動休止。メンバーの方々もきっと音楽の道をまだ歩んでいくのでしょうし、もしかするとまた新たに力を蓄えてDOESが帰ってくるのかもしれません。
思うところは色々とあります。けれど、今はそれを飲み込んで。とにかくその曲を耳に沁み込むまで聴き続けたいですね。
思い返してみれば、DOESは自分が追っているバンドの中で初めて活動休止となったバンドになりますかね。まぁ、既に解散してしまっているバンドの曲も結構聴いたりするのですが、それでもやはり現役の方が一線を退くのは悲しいところがあります。特にDOESはライブに行く機会こそあれど、遂に訪れることが無かった存在なので尚更ですかね。近場には来てくれたのですけど、どうしても日程が合わなかったりが多すぎました。
音源さえ持っていれば、その音楽が消えることは半永久的にあり得ません。それでも、やっぱり生で聴くのは全く次元が違ってきますし、今はただ只管に後悔の念を噛み締めるしかありませんね。
後悔しないように現代を生きていく。
BGM: DOES 『陽はまた昇る』